インクナブラ

 主に創作小説を掲載します。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

ポッポッポー 

 まず眠らない体が要る。
 次に衰弱しない心である。
 そして広い寝床。
 この三つがあれば十二分だ。
 私はモーレツな働きマンならぬ働きマシンとして、パブリックビースト(タフマン)のごとく大車輪の活躍をしてみせよう。
 しかし現実にはそうもいかない。
 水気を失った花弁のように、やる気は色あせていく。
 補充が必要だ。
 たとえば、没頭できるコミック。
 敗北感に打ちひしがれるようなノヴェルス。
 銀幕と向かい合って、ただ絶句するような映画。
 毒づき、半可通のうがった批評しか許されぬような演劇。
 あとなんでもいいからたのしいエロゲーとか。
 そんなものが必要である。
 だが時間は有限だ。
 秒針は存在感の薄さを生かして刻々と時を千切っていく。
 長針は具体的に焦燥をくれる。
 そして短針は、日に二十四たび、鳩ポッポー。

 たとえばこんな弁を立てる。
「貧しさは必要である。
 経済的、精神的、総合的な困窮が私を創作という無為へ駆り立てる。
 それ以外で生産的であってはならない。
 嬰児のごとき禁治産者でなくては、ものをつくることはできない」
 嘘である。
 エクスキューズでしかない。
 他にやることがあるときには後回しにされてしまうような……その程度の存在が、創作の価値だと認めるべきだ。
 ではただ創作者であるというレッテルのみを貼ってよしとすべきなのか。
 否だ。
 それは自負以下だ。私は創作者ではない。そんなレベルには到底、達していない。
 強いて言うなら、そう、逃亡者――
 ハリソン・フォードよりトミー・リー・ジョーンズのほうが渋くて格好いいと思う。
 そこで私は『私』へとエピグラムを送ることを思いついた。
 徹底的に自己を客観視する。
 あけすけに、構えず、気負わず、ショウ・メーカーとしての駆動を行う。
 かっこうをつけること。それはいい。
 だがしてはならないのは、照れ隠しをすること。
 筆致は澱を煮、凝らせ、抽出し、精製し、ぶちこんだものでなくてはならない。
 喩えるならば、たべられるうんこ。
 そそりたつクソのような、機関車トーマスのフィルムには映らない表情のような、忌避による空隙。
 すなわち高純度の妄想。それこそがコンセンサスを経る近道だ。

 そんな心がけをしたポエジーな未明である。死ぬほど眠い。
スポンサーサイト
[ 2007/10/23 03:38 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

明日なき房総 

 ちょっと私生活が洒落にならないことになってきました。どきどき(動悸・息切れ)。
 侵食削っても書く時間だけは確保する人生を標榜するものですが、いったいどうなってしまうのか。

 あーうちにエルフの嫁が来ねえかな! 別にツンデレじゃなくてもいいから!
 と思ってたらむかしエルフをテーマに書いたファンタジーっぽい雑文をHDDから発見したのでお茶を濁すために載せます。

 オチてない上にホントにひでえ話だなこれ。

[ 2007/10/04 21:45 ] 未分類 | TB(1) | CM(0)


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。